洗面化粧台は、家族みんなが毎日使う場所です。
朝の身支度や手洗い、歯磨き、スキンケア、帰宅後のうがいなど、「1日に何度も使う空間」だからこそ、快適さや清潔さが重要です。「収納が足りない」「水はねが気になる」「古くなって鏡がくもる」そんなお悩みから洗面化粧台のリフォームを検討する方が増えています。
この記事では、リフォームのプロであるトラストホーム北九州店が、失敗しない洗面化粧台リフォームのポイントを詳しくご紹介します!(^^)!
洗面化粧台リフォームを考えるきっかけ
リフォームのきっかけは人それぞれですが、多くの方に共通しているのが次のような理由です。
-
・水栓まわりの水漏れ・サビ・カビが気になる
-
・収納が少なく、化粧品やタオルがあふれている
-
・古いデザインで暗い印象になっている
-
・鏡がくもって見づらい、照明が暗い
-
・家族が増えて同時に使いにくくなった
-
・節水タイプや使いやすい最新機能に変えたい
こうした不便さを解消することで、
見た目の印象だけでなく「使いやすさ」「掃除のしやすさ」「清潔さ」も大きく向上します。
ポイント①生活スタイルから考える
洗面化粧台は、朝起きてから寝るまで、一日の中で何度も使う場所です。「顔を洗う」「歯を磨く」「手を洗う」「髪を整える」など、家族それぞれの使い方があります。そのため、リフォームを考えるときは“デザイン”や“メーカー”だけでなく、「誰が」「どの時間帯に」「どのように使うか」を意識してプランを立てることが大切です。生活スタイルに合わない洗面台を選ぶと、使いにくさや動線のムダが生じてしまいます。逆に、ライフスタイルに合わせてリフォームすれば、毎日の支度や家事がグッと快適になります。
家族構成別に考える洗面化粧台の選び方
ファミリー世帯(子育て家族)
朝の時間帯は家族全員が洗面所に集まりやすい時間。「誰かが歯磨きしていると、他の人が使えない」など、混雑することも多いですよね。そんな家庭には、次のようなリフォームがおすすめです。
-
・ワイドカウンタータイプ(幅1200mm以上)
→ 2人並んで使えるので、朝の支度がスムーズに。 -
・三面鏡収納タイプ
→ 子どもが届く高さにも収納を分け、整理整頓しやすく。 -
・引き出し式キャビネット
→ タオル・洗剤・ドライヤーなどを用途別に収納可能。
また、小さなお子さまがいるご家庭では、踏み台を置けるスペースを確保しておくと便利です。最近は「家族で高さを調整できる電動昇降タイプ」も登場しています。
共働き夫婦・忙しい家庭
朝も夜も時間を有効活用したいご家庭では、効率性とメンテナンス性を重視したリフォームがおすすめです。
-
・タッチレス水栓で手が汚れていても衛生的に操作できる
-
・LED照明付き三面鏡で身支度がスムーズ
-
・お掃除ラクラク排水口/一体型カウンターで手間を減らす
さらに、夜のスキンケアやドライヤー使用など、個人の時間を快適に過ごせるよう、照明の明るさや鏡の位置も調整しましょう。「ホテルライクな空間」をテーマに、木目×ホワイトや間接照明を取り入れるのも人気です。
高齢者・シニア世帯
年齢を重ねると、しゃがんだり立ち上がったりの動作が負担になることがあります。また、手元が暗くなったり、鏡が遠くて見づらくなったりすることも。そんな場合は、次のポイントを押さえたリフォームが安心です。
-
・カウンター下をオープンにして、椅子に座ったまま利用できる設計に
-
・レバー式水栓で少ない力でも操作しやすく
-
・明るいLED照明+人感センサーライトで安全性アップ
-
・滑りにくい床材・手すりの設置で転倒防止
また、洗面所を浴室とつなげた“ワンフロア仕様”にして段差をなくすと、より安全で快適です。
一人暮らし・コンパクト住宅
一人暮らしやマンションなどの限られた空間では、省スペースと機能性がポイント。
-
・奥行きスリムタイプ(約40cm)で動線を確保
-
・壁面収納や吊り戸棚で収納力をアップ
-
・シンプルデザイン+LED照明で広く見せる
-
・フロートタイプ洗面台で床掃除がしやすい
最近は「見せる収納」を活かしたデザイン性の高いコンパクト洗面台も増えています。空間を広く感じさせるために、鏡を大きくするのも効果的です。
暮らし方別・人気リフォームスタイル
生活スタイル | おすすめの洗面化粧台 | 特徴 |
---|---|---|
子育て世帯 | ワイドカウンター・三面鏡タイプ | 家族で同時使用OK・収納たっぷり |
共働き夫婦 | タッチレス水栓・一体型カウンター | 掃除がラク・時短に最適 |
高齢者世帯 | バリアフリータイプ・椅子対応洗面 | 座って使える安心設計 |
一人暮らし | スリムタイプ・デザイン重視型 | コンパクト&おしゃれ |
家事動線・生活動線を意識した配置
洗面化粧台は、脱衣所・浴室・洗濯機とセットで考えることが大切です。
-
・脱衣スペースから動線を短くして、使いやすく
-
・洗濯機横に収納棚を設けて、タオル・洗剤の出し入れをラクに
-
・浴室との間に段差をなくして、バリアフリー設計に
毎日の「使いやすさ」は、動線計画で大きく変わります。リフォーム時には、空間全体を見てレイアウトを再検討するのがおすすめです。
ライフステージの変化にも対応できる洗面台選び
家族構成や暮らし方は、時間とともに変化していきます。だからこそ、将来を見据えて「変化に対応できる洗面台」を選ぶことが重要です。
-
・将来的に介護が必要になる可能性を考慮
-
・子どもが独立後も使いやすいデザインに
-
・水まわりリフォームの機会に、床下配管や断熱も見直す
“今の快適さ”と“将来の安心”を両立できるリフォームが理想です。
ポイント②サイズ・レイアウトの選び方
洗面化粧台のサイズは、間口(幅)・高さ・奥行きの3点を意識しましょう。
■ 間口(幅)
一般的には600mm/750mm/900mmが標準サイズ。
家族で使う場合は、750mm~900mmあると快適です。
2人同時に使うなら、1200mm以上のワイドタイプがおすすめです。
■ 高さ
標準的な高さは約80cm。
身長に合わせて「立った時にひじが90度に曲がる位置」を目安にすると使いやすくなります。
最近は「ハイバックカウンター」タイプ(ボウルが高め)も人気です。
■ 奥行き
一般的には50cm前後。
狭い洗面室には薄型タイプ(約40cm)も登場しており、動線を確保しながら設置できます。
ポイント③収納を考える
洗面所は、家族みんなが毎日使う空間。歯ブラシやタオル、化粧品、ドライヤー、洗剤、ストック品など…
気づけば物があふれ、整理整頓が難しい場所でもあります。
「片づけてもすぐ散らかる」「ボトルが入りきらない」「下の収納が使いにくい」
そんなお悩みを解決するには、リフォームの段階で“収納設計”を見直すことが大切です。
洗面化粧台の収納を上手に工夫すれば、“見せない収納”で空間がスッキリ整い、毎日の支度もぐっと快適になります。
収納計画の基本は「ゾーニング」
まずは、洗面所にある物を使用目的ごとに分ける(ゾーニング)ことから始めましょう。
収納ゾーン | 主なアイテム | ポイント |
---|---|---|
毎日使うもの | 歯ブラシ・化粧品・ドライヤーなど | 手の届く範囲に配置 |
週に数回使うもの | タオル・洗剤・掃除用品など | 引き出し・キャビネットへ |
ストック品 | シャンプー詰め替え・ティッシュなど | 上部収納や吊戸棚に |
「よく使うものをすぐ取れる位置」「あまり使わないものを奥や上段へ」という動線を意識することで、使いやすく片づけやすい収納に変わります。
洗面化粧台の収納タイプを知ろう
① 開き戸タイプ(ベーシック)
昔ながらのタイプで、収納量は多いものの、奥のものが取り出しにくいのが難点。
最近は、可動棚付きや内部に引き出しを設けた改良タイプも登場しています。
② 引き出しタイプ(スライド収納)
今最も人気なのが、引き出し式キャビネットです。
奥までスムーズに引き出せるため、奥のものも一目で確認できます。
タオルや洗剤のストックなど、重さのある物を収納しても安定して動くのが魅力。
家族みんなで使いやすく、整理整頓がしやすいタイプです。
③ 2段引き出し+小物トレー付きタイプ
化粧品や整髪料など、細かいアイテムを仕分けしやすい構造。
上段は小物、下段はタオル・掃除用品など、用途別に整理できます。
④ 三面鏡裏収納タイプ
鏡の裏がそのまま収納になっているタイプ。
歯ブラシ・洗顔料・化粧水など、見せたくないアイテムをすっきり隠せます。
鏡を閉じれば生活感を感じさせない、ホテルライクな印象に。
⑤ サイドキャビネット(トール収納)
洗面台の横スペースを有効活用できる縦長収納。
タオルや掃除道具、ストック品などをまとめて収納でき、見た目もスッキリ。
扉付きならホコリも入りにくく清潔です。
⑥ 吊戸棚・壁面収納
洗面台上部のデッドスペースを活かす収納。
軽いストック品や季節用品など、使用頻度の低い物を収納するのに最適です。
家族構成に合わせた収納アイデア
① ファミリー向け
-
子ども用の踏み台をしまえる「オープンスペース」を確保
-
家族ごとに棚やボックスを分けて「自分専用スペース」をつくる
-
出し入れの多いタオルは“オープン棚”でサッと取り出せるように
② 共働き・忙しい家庭
-
時短を重視するなら、引き出し収納+タッチレス照明付き鏡でスムーズに
-
ドライヤーやヘアアイロンのコードをまとめて収納できる配線スペースを確保
-
使う場所のすぐそばに収納する「使用動線収納」を意識
③ シニア世帯
-
しゃがまずに取り出せる「引き出しタイプ」を選択
-
奥行きが浅めで見やすい設計に
-
よく使うものは目線の高さに収納して安全に
収納の素材とデザインにも注目
収納部分の素材は、耐水性・防汚性がポイントです。
-
メラミン化粧板:水はねに強く、汚れがサッと拭き取れる
-
ホーロー素材(タカラスタンダード):カビ・湿気に強く、マグネットで自由に収納追加可能
-
ステンレスキャビネット(クリナップ):湿気に強く、長持ち
デザイン面では、木目調やマットカラーの扉材を選ぶことで、洗面空間全体が落ち着いた印象になります。取っ手レスのフラットデザインを選べば、掃除もラクで見た目もスタイリッシュ。
「見せる収納」と「隠す収納」を上手に使い分け
すべてを隠すと便利ですが、使う頻度が高いアイテムは出し入れが面倒になることも。そのため、「見せる収納」と「隠す収納」をバランス良く使い分けるのが理想です。
-
見せる収納:タオル・アロマ・観葉植物など、インテリアとして魅せる
-
隠す収納:生活感の出る洗剤・ストック品・掃除用品など
見せる収納を上手に取り入れると、狭い洗面所でも開放感が生まれます。
ポイント④デザインの選び方
ここでは、洗面化粧台のデザインを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
洗面化粧台の「テイスト」を決める
まずは、家全体のインテリアに合わせたテイストを決めましょう。
最近はリフォームによって洗面室を“見せる空間”にする方も増えています。
テイスト | 特徴・印象 | 合うカラー・素材例 |
---|---|---|
ナチュラル | 明るくやわらかい雰囲気。木目調やホワイト系が人気。 | オーク・メープル・アイボリー |
モダン | シンプルで洗練された印象。ツヤのある扉材で高級感を演出。 | グレー・ブラック・鏡面ホワイト |
北欧風 | やさしい色合いと自然素材の温かみ。照明や鏡でアクセントを。 | ベージュ・ペールトーン |
インダストリアル | 無骨で重厚な雰囲気。男性にも人気。 | スチール・コンクリート調・ダークブラウン |
扉カラーと質感で印象を変える
洗面台の扉カラーや素材の選び方で、空間の印象が大きく変わります。
-
ツヤのある鏡面タイプ
→ 清潔感があり、空間を広く見せたい方におすすめ。 -
マットタイプ(つや消し)
→ 落ち着いた印象で、ナチュラルインテリアと相性抜群。 -
木目調デザイン
→ 暖かみのある雰囲気に。洗面室をリビングの延長のように演出できます。
最近は、「木目×ホワイト」「グレー×ブラック」など異素材ミックスのデザインも人気です。
鏡のデザインと照明で雰囲気アップ
鏡は単なる実用品ではなく、洗面空間の主役にもなります。
-
三面鏡タイプ:収納力が高く、メイクやヘアセットに便利。
-
一面鏡+サイド照明タイプ:ホテルライクな印象に。
-
バックライト付きミラー:間接照明で柔らかな雰囲気を演出。
照明には「昼白色(自然な明るさ)」や「電球色(温かみのある光)」を選べるタイプもあり、目的や好みに合わせて選定することで、より快適な空間になります。
天板(カウンター)の素材にも注目
洗面ボウルと一体化した天板部分も、デザイン性とお手入れのしやすさを左右します。
-
人造大理石カウンター:高級感があり、汚れが付きにくい。
-
陶器製ボウル:ツヤがあり、耐久性にも優れる。
-
樹脂製カウンター:コスパが良く、軽量で扱いやすい。
特に人気なのは、継ぎ目のない「一体型カウンター」。見た目がすっきりし、掃除も簡単です。
取っ手や水栓などの“細部デザイン”にもこだわる
デザインを洗練させるには、細部にも注目しましょう。
-
取っ手の形状:バータイプ、ライン取っ手、ハンドルレスなどで印象が変わります。
-
水栓デザイン:上部操作型・壁出しタイプなど、見た目と使い勝手の両立を意識。
-
ミラーや収納の縁(フレーム):ブラックやシルバーで空間を引き締める効果も。
こうした小さな部分を整えることで、全体の統一感が生まれます。
機能美とデザインを両立する
最近の洗面化粧台は、見た目だけでなく機能性も高いデザインが多く登場しています。
たとえば、
-
扉の中まで木目を施した“家具調デザイン”
-
床から浮かせた“フロートタイプ”でホテルライクな雰囲気に
-
水栓まわりをスッキリさせた“ボウル一体型デザイン”
など、デザイン=使いやすさを考えたモデルが主流です。
空間全体のコーディネートを意識
洗面化粧台単体ではなく、床材・クロス・照明・収納棚などもトータルで考えることが大切です。
たとえば、
-
木目の洗面台にはホワイトやグレーのクロスを合わせてナチュラルに
-
モノトーン系の洗面台には、アクセントクロスで高級感をプラス
家全体の雰囲気と合わせることで、統一感が生まれ、おしゃれで快適な空間に仕上がります。
ポイント⑤洗面ボウルの選び方
洗面ボウルは、毎日使う洗面化粧台の中でも最も使用頻度が高いパーツです。洗顔や手洗い、歯みがき、洗濯の下準備など、さまざまなシーンで活躍するため、使いやすさ・お手入れのしやすさ・デザイン性の3つをバランスよく選ぶことが大切です。ここでは、リフォーム時に知っておきたい洗面ボウルの種類と選び方を詳しくご紹介します。
洗面ボウルのタイプを知る
洗面ボウルには、主に次の3タイプがあります。それぞれの特徴を理解して、自分の生活スタイルに合う形を選びましょう。
タイプ | 特徴 | 向いているケース |
---|---|---|
一体型タイプ | カウンターと洗面ボウルが一体化しており、継ぎ目がない。お手入れがラクで水漏れしにくい。 | 家族みんなで使う、掃除をラクにしたい方 |
置き型タイプ(ベッセル型) | カウンターの上にボウルを乗せるデザイン。デザイン性が高く、ホテルライクな印象に。 | デザイン重視・オシャレな空間を演出したい方 |
埋め込み型タイプ | カウンターの中にボウルが埋め込まれ、見た目がすっきり。掃除もしやすい。 | シンプル・スタイリッシュな空間にしたい方 |
最近では「フロートタイプの洗面台」に合わせた、薄型ボウルや広くて浅いデザインも人気です。
ボウルの素材を選ぶ
素材によって、見た目だけでなく耐久性やお手入れのしやすさも変わります。
素材 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
陶器(磁器) | 最も一般的。ツヤがあり、汚れに強い。 | 傷や汚れが付きにくく、長くキレイを保てる | 強い衝撃で割れることがある |
人造大理石 | 高級感があり、デザインの自由度が高い。 | 継ぎ目がなくお手入れ簡単。デザイン性◎ | 熱に弱い場合がある(アイロン・ドライヤー注意) |
ホーロー | ガラス質の美しい光沢。タカラスタンダードなどに多い。 | 傷や汚れに強く、衛生的 | 強い衝撃で表面が欠けることがある |
樹脂製(アクリルなど) | 軽量でコスパが良く、カラーバリエーション豊富。 | 衝撃に強く割れにくい | 長期使用で黄ばみが出ることがある |
天然石・人工石 | 高級感があり、インテリアの主役に。 | 高いデザイン性と重厚感 | 重量があり、価格が高め |
清掃性を重視するなら「陶器」や「人造大理石」、デザイン性を重視するなら「人工石」や「ベッセル型」がおすすめです。
ボウルの形状で使い勝手が変わる
洗面ボウルの形は、機能性にも直結します。リフォームの目的や使用人数に合わせて選びましょう。
-
楕円型ボウル
→ 柔らかい印象で、飛びはねが少なく使いやすい。 -
角型ボウル
→ スタイリッシュでモダンな印象。広くて物を置きやすい。 -
深型ボウル
→ 水ハネしにくく、衣類の手洗いにも便利。 -
浅型ボウル
→ 掃除がしやすくデザイン性が高いが、水ハネに注意。
最近は「広くて浅い」ボウルが主流で、見た目の軽やかさと掃除のしやすさを両立しています。
サイズと高さを確認する
デザインだけでなく、実際の使い勝手を左右するのがサイズ感。洗面ボウルのサイズは、「幅」「奥行」「高さ」を確認して選びましょう。
-
家族で使うなら → 幅900mm以上の広めタイプ
-
一人暮らしやセカンド洗面台なら → 幅600mm前後のコンパクトタイプ
-
洗顔や洗髪も行うなら → 深めボウル
-
手洗いや歯磨き中心なら → 浅型・広口ボウル
さらに、カウンター高さは75~80cm前後が一般的ですが、身長に合わせて調整することで、腰への負担も軽減できます。
水栓金具との組み合わせを考える
ボウルの形状に合わせて、使いやすい水栓を選ぶことも重要です。
水栓タイプ | 特徴 | 向いているボウル |
---|---|---|
上部操作型(一般的) | 使いやすく掃除がしやすい | 一体型・埋め込み型 |
壁出しタイプ | 水栓まわりが汚れにくく、デザイン性も高い | ベッセル型 |
シャワー引き出しタイプ | 髪を洗ったり掃除がしやすい | 深型ボウル |
タッチレス水栓 | 非接触で衛生的。節水にも◎ | 全タイプ対応可 |
ボウルと水栓の高さ・角度の相性を確認しておくと、水ハネ防止にも効果的です。
お手入れしやすい設計を選ぶ
洗面ボウルは毎日使うため、掃除のしやすさも大切です。
-
継ぎ目のない一体型デザイン
-
汚れがたまりにくい排水口形状(フランジレスなど)
-
水アカや石けんカスが付きにくい素材(防汚コーティング)
メーカーによっては、「ハイバックカウンター(壁の立ち上がり付き)」や「水栓まわりを壁面に寄せた設計」で水ハネを軽減しているモデルもあります。
デザイン性を重視したボウル選び
洗面室を“見せる空間”として仕上げたい方には、
デザイン性の高いボウルを選ぶことで、空間全体の印象が変わります。
-
ボウルをあえて浮かせたように見せるベッセル型
-
天然石やコンクリート調の素材を使った重厚デザイン
-
スクエア×ブラック金具の組み合わせでモダンな印象に
鏡や照明とコーディネートすれば、まるでホテルのパウダールームのような上質空間が演出できます。
家族構成・用途に合わせて選ぶ
ボウルの選び方は、家族の使い方でも変わります。
家族構成 | おすすめのボウルタイプ |
---|---|
小さなお子様がいる家庭 | 広口で深型タイプ(手洗い・衣類の予洗いに◎) |
ご夫婦2人暮らし | 幅広のボウル+収納重視タイプ |
多人数家庭 | ダブルボウル(2人同時使用できるタイプ) |
高齢者世帯 | 浅めのボウルで立ち座りしやすい設計 |
実際の生活動線に合わせて選ぶことで、毎日の使いやすさが格段に向上します。
ポイント⑥水栓(蛇口)選び
水栓は、使い勝手を左右する大事な部分。最近は節水・タッチレス・引き出し式など多機能タイプが人気です。
-
シングルレバー混合栓:片手で温度と水量を調整できる定番。
-
タッチレス水栓:手をかざすだけで水が出る。衛生的で節水効果も◎。
-
引き出しシャワー水栓:ノズルが伸びるのでボウル全体を洗える。髪洗いや掃除にも便利。
-
ハイバック水栓:壁面から水が出るタイプで、水はねを防止。掃除がラク。
お子様や高齢者のいるご家庭では、温度が一定で安全な「サーモスタット水栓」もおすすめです。
ポイント⑦照明と鏡
顔色やメイクの仕上がりを左右するのが照明の明るさと鏡の配置。
-
LED照明:明るく長寿命、省エネ。自然光に近い色味がおすすめ。
-
上下照明ミラー:影ができにくく、顔全体が明るく映る。
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曇り止めヒーター付き鏡:冬や入浴後でもくもらず快適。
最近は「スマートミラー(Bluetoothスピーカー付き)」なども登場し、朝の支度時間がより快適になります。
ポイント⑧お掃除しやすい工夫
水まわりは汚れやすい場所だからこそ、「お手入れのしやすさ」もリフォームの重要ポイントです。
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継ぎ目の少ない一体型カウンター:汚れがたまりにくい。
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排水口のゴミ受けをスリム化:掃除がラク。
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壁出し水栓:根元に水が溜まらず、カビ防止に。
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防汚コーティング素材:水アカや石けんカスが付きにくい。
TOTOの「きれい除菌水」や、Panasonicの「スゴピカカウンター」など、清潔性を重視したシリーズも人気です。
ポイント⑨洗面所全体のリフォームポイント
洗面化粧台だけでなく、空間全体のコーディネートも重要です。
-
床材:防水性・防滑性のあるクッションフロアがおすすめ。
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壁材:防カビクロスや消臭機能付きクロスで快適に。
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収納棚やランドリースペースの配置を工夫し、家事動線を短く。
デザインは「明るく清潔感のあるホワイト系」「木目の温かみを感じるナチュラル系」「スタイリッシュなグレー系」が人気です。
バリアフリー・ユニバーサルデザインの考え方
洗面化粧台も将来を見据えた設計が大切です。
-
カウンター下をオープンにして、車いすでも使いやすく。
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レバー式水栓で、力の弱い方でも操作しやすく。
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滑りにくい床材で転倒防止。
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明るい照明・人感センサーで安心。
高齢のご家族がいるご家庭や、将来的な介護を考える方にもおすすめです。
人気メーカーの特徴比較
メーカー | 特徴 |
---|---|
TOTO | きれい除菌水・エアインシャワーで清潔性抜群。上質なデザインも人気。 |
LIXIL | キレイアップカウンターで水アカ防止。収納力が高く家族向け。 |
Panasonic | スゴピカ素材でお手入れ簡単。タッチレス水栓・照明も高機能。 |
タカラスタンダード | ホーロー素材で汚れ・衝撃・湿気に強い。長寿命で安心。 |
クリナップ | ステンレスキャビネット構造で湿気に強く、耐久性抜群。 |
メーカーによって特徴が異なるため、デザインだけでなく掃除のしやすさ・耐久性・収納性で比較しましょう。
洗面化粧台リフォームの流れ
-
無料現地調査・ヒアリング
→ 水まわりの位置・寸法・配管状況を確認 -
プラン・見積り提案
→ 複数プランをご提示し、比較検討可能 -
施工
→ 1~2日で完了(配管工事を含む場合は2~3日) -
完了・ご説明
→ 操作方法やお手入れ方法のご案内 -
アフターサポート
→ 不具合時の修理・メンテナンスにも対応
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 洗面化粧台の交換だけでもリフォームできますか?
A1. はい、可能です。既存の給排水管を活かせば1日で完了します。
Q2. 家族が多くても使いやすい洗面台は?
A2. ワイドカウンタータイプやツインボウルタイプ(2人同時使用可)がおすすめです。
Q3. 掃除の手間を減らしたいのですが?
A3. 一体型カウンターや壁出し水栓、汚れ防止コーティング素材を選ぶとお手入れが簡単です。
Q4. 狭い洗面室でもリフォームできますか?
A4. 奥行きの浅いスリムタイプ(約40cm)なら、限られたスペースでも設置できます。
Q5. 洗面台リフォームにかかる期間は?
A5. 標準的な交換なら1日。内装も含む場合は2~3日が目安です。
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-
・家族構成に合わせたサイズと収納
-
・お手入れがラクな素材と構造
-
・明るく清潔な照明とデザイン
-
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