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和室リフォームの新提案:丸い窓(円窓)の魅力と実例

日本の住まいを象徴する空間のひとつ、和室。畳、障子、襖といった伝統的な要素が織りなす和室の雰囲気は、心に落ち着きと安らぎをもたらします。近年では和室をより現代のライフスタイルに合わせてリフォームするニーズが増加しており、その中で注目されているのが「丸い窓(円窓)」を取り入れたデザインです。

円窓は、伝統的な和の趣を感じさせるだけでなく、景色を切り取る窓として美しい借景を楽しめる点が特徴です。本記事では、和室リフォームでの円窓の魅力や施工のポイント、具体的な活用例について詳しくご紹介します!(^^)!

和室

円窓とは?その名前と歴史

和室に取り入れる丸い窓の正式名称は「円窓(えんそう)」と呼ばれます。円窓は古くから禅寺や茶室で使用され、外の風景を絵画のように切り取る「借景(しゃっけい)」としての役割を果たしてきました。そのデザインは、日本の伝統的な建築美を象徴し、外と内を美しくつなぐための重要な要素として愛され続けています。

円窓の特徴

 

  • ■風情と趣を演出
    柔らかな円形のデザインが、和室全体に調和と安らぎをもたらします。

  • ■自然光の取り入れ
    日光が円形を通じて優しく室内に差し込み、独特の陰影を生み出します。

  • ■象徴的な意味合い
    円は「完全」や「調和」を象徴する形であり、禅の思想や美学とも深い結びつきがあります。

 

円窓を活かした和室リフォームの魅力

美しい景色を引き立てる効果

円窓はまるで絵画の額縁のように、外の景色を室内に取り込みます。例えば、季節ごとに移ろう庭の花や紅葉、静かにそよぐ竹林を窓越しに眺めることで、四季折々の美を感じることができます。

柔らかく落ち着いたデザイン

丸い形状が空間に柔らかさをもたらし、和室の静謐な雰囲気と見事に調和します。特に畳や障子との組み合わせは、和の魅力を最大限に引き出します。

プライバシーと実用性の両立

四角い窓と異なり、円窓は視界が限られるため、外からの視線を自然に遮りつつも採光や通風を確保することが可能です。そのため、プライベートな空間としての和室を快適に保つのに役立ちます。

 

施工事例

 

和室リフォームにおける円窓の施工ポイント

配置場所の選定

円窓を設置する場所は、和室全体のデザインや使用感に大きな影響を与えます。特に庭に面した壁に設置すれば、借景を最大限に活かすことができ、まるで庭園が一幅の絵画のように見える効果が得られます。

素材選びのこだわり

円窓の枠には、和室の雰囲気に合う木材を使用するのがおすすめです。ヒノキやスギなどの日本伝統の素材を使えば、自然の温もりを感じられるデザインが実現します。また、現代的な和モダンなスタイルを目指すなら、アルミやスチールといった素材の活用も効果的です。

サイズとプロポーションの調整

部屋全体とのバランスを考慮し、円窓のサイズを決定することが重要です。天井の高さや畳の配置を踏まえて、部屋に圧迫感を与えず、なおかつ存在感のあるデザインを目指しましょう。

障子や格子の組み合わせ

円窓の内側に丸型の障子や格子を組み合わせることで、さらに和の趣が高まります。光の入り方を調整する実用性だけでなく、視覚的な美しさもプラスされます。

円窓(丸い窓)リフォームの相場

円窓(まるい窓)のリフォーム費用は、設置場所や窓のサイズ、使用する素材、施工の複雑さなどによって大きく変動します。一般的な窓のリフォーム費用の相場をご紹介します!(^^)!

■窓の増設
新たに窓を設置するために外壁の一部を取り壊す場合、工期は通常2日以上かかります。費用は使用するサッシや窓ガラスのグレードによって異なり、相場としてはおおよそ10万円から30万円程度です。

■サッシの交換
既存のサッシを交換する場合、壁を壊さずに施工が可能なケースでは、1~2日で作業が完了します。この場合の費用はおおよそ3万円から5万円ほどです。一方で、外壁を一部解体してから修復を行う必要がある場合には、作業時間が2日以上となり、費用も20万円から50万円ほどと高くなることがあります。

 

固定見積り依頼

円窓を活用したリフォームの具体例

◆茶室風の空間づくり

和室の一角を茶室風にリフォームし、床の間の代わりに円窓を設置するデザインが人気です。外の庭を借景にした円窓は、心を落ち着かせる瞑想や趣味の空間として最適です。

◆和モダンなリビングルームへの転用

和室をリビングルームにリフォームする際、アクセントとして円窓を取り入れる方法も効果的です。洋風家具と調和させることで、和洋折衷のスタイリッシュな空間が実現します。

◆明かり取り窓としての活用

壁の高い位置に円窓を設置し、明かり取り窓として利用する方法もおすすめです。自然光を取り入れながらプライバシーを守れるため、寝室や書斎にも最適です。

円窓リフォームの注意点

円窓リフォームは和室に独特の美しさと趣を加える素晴らしい方法ですが、デザイン性が高い一方で、施工に際してはいくつかの注意点があります。以下に、具体的な注意点を詳しくご紹介します!(^^)!

配置場所の選定

円窓を設置する位置は、部屋全体の印象や使い勝手を大きく左右します。

 

  • ◆外の景色との調和
    円窓は景色を「借景」として切り取る役割があるため、設置する位置に外の庭や自然が見えるかどうかを検討することが重要です。庭のない住宅でも、植栽や外壁のデザインに工夫を凝らすことで円窓の魅力を引き立てることができます。

  • ◆光の入り方を考慮する
    窓の向きによって光の差し込み方が変わります。日中にどの方向からどれくらいの光が入るかを確認し、必要であれば窓に障子やカーテンを組み合わせて調整できるようにすると良いでしょう。

  • ◆視線の問題
    外からの視線が気になる場所に円窓を設置すると、プライバシーが確保できなくなる可能性があります。視線を遮りつつ採光を確保できるデザイン(例えば格子付きの窓)を検討しましょう。

窓枠の素材とデザイン選び

円窓はその枠のデザインや素材によって雰囲気が大きく変わります。

  • ◆木材の選択
    和室に馴染む素材として、ヒノキやスギなどの日本の伝統的な木材がよく使われます。自然の温かみが空間に調和しますが、湿気や劣化に対する定期的なメンテナンスが必要です。

  • ◆現代的な素材の活用
    アルミやステンレスなど、耐久性が高くメンテナンスが楽な素材も選択肢の一つです。特に和モダンなデザインを目指す場合には、これらの素材が適しています。

  • ◆デザインの一貫性
    窓枠の色や質感を、部屋全体のデザイン(畳、障子、壁材など)と統一感を持たせることで、調和の取れた空間が生まれます。

窓のサイズとバランス

円窓のサイズは部屋の印象を左右する重要な要素です。

  • ◆部屋との調和を意識する
    部屋の広さや天井の高さに応じて、円窓のサイズを決める必要があります。窓が大きすぎると空間のバランスが崩れ、小さすぎると存在感が薄れるため、適切なサイズを選ぶことが大切です。

  • ◆視界の広さを考える
    円窓は四角い窓と比べて視界が限られるため、窓のサイズが景色を楽しむのに十分であるかどうかを確認しましょう。

 

円窓のリフォームはデザイン性が高く、和室を一層魅力的にしてくれます。ただし、施工の難易度やコスト、設置後のケアなどをしっかりと考慮し、計画的に進めることが成功の鍵です。信頼できる業者に相談し、自分の理想に合った円窓リフォームを実現しましょう。

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