レンジフード交換で起こりやすい寸法の失敗。確認したい奥行き・高さ・設置条件
レンジフードが古くなり、
「音が大きくなった」
「油汚れが落としにくい」
「掃除しやすいスリム型へ交換したい」
と考えている方も多いのではないでしょうか。
レンジフードの交換では、現在と同じ横幅の商品を選べば取り付けられると思われがちです。
しかし、同じ横幅であっても、本体の奥行きや高さ、排気口の位置、前面の形状は商品によって異なります。
特に、既存の吊戸棚やキッチンを残してレンジフードだけを交換する場合、商品の奥行きを十分に確認していないと、完成後に見た目や使い勝手の違いが気になることがあります。
この記事では、レンジフード交換で確認したい奥行きの考え方と、施工後の失敗を防ぐための採寸・商品選びについてご紹介します。
古いレンジフードから交換する際の注意点
築年数が経過した住宅では、現在とは異なる形状や施工方法のレンジフードが設置されていることがあります。
既存品と新しい商品では、次の部分が異なる可能性があります。
- ■ 本体の奥行き
- ■本体の高さ
- ■前幕板の大きさ
- ■排気口の位置
- ■ダクトの接続方向
- ■壁への固定位置
- ■電源の位置
- ■吊戸棚との納まり
そのため、横幅だけを測って商品を発注すると、取付時に追加部材や補修工事が必要になる場合があります。
「同じ幅だから大丈夫」とは限らない理由
商品ごとに奥行きが異なる
レンジフードの横幅には、60cm、75cm、90cmなどがあります。
ただし、横幅が同じ商品でも、奥行きや前面形状は同じではありません。
幅60cmの既存品から幅60cmの新製品へ交換しても、壁から前面までの位置が変わることがあります。
本体の形状によって見え方が変わる
ブーツ型、スリム型、フラット型など、レンジフードにはさまざまな形があります。
本体の高さが薄く見える商品でも、奥行きが浅いとは限りません。
正面写真だけでは判断しにくいため、側面から見た製品寸法図も確認しましょう。
吊戸棚を残すと段差が目立つことがある
レンジフードの両側に既存の吊戸棚がある場合、レンジフードだけが手前へ出ると、側面から見たときに段差が生じます。
機能上問題がなくても、キッチン全体の見た目に影響する場合があります。
どの程度の段差になるのか、着工前に確認しておくことが大切です。
レンジフードの奥行きに関する失敗例
失敗例1:以前よりも前へ出て圧迫感がある
清掃性を重視して新しいレンジフードを選んだものの、完成後に立ってみると、既存品より手前へ出ていることに気付いたケースです。
商品の写真だけで選び、既存品との奥行き差を確認していなかったことが原因です。
失敗例2:レンジフードの角が頭の近くに来る
身長の高い方が奥側の鍋をのぞき込んだ際、レンジフードの角が頭に近く、前かがみになりにくくなったケースです。
設置高さだけでなく、使用する方の立ち位置と奥行きの関係を確認する必要があります。
失敗例3:既存の吊戸棚と前面がそろわない
レンジフード交換後、隣の吊戸棚よりも本体が手前へ出て、見た目が想像と異なったケースです。
交換前に横からの完成イメージを確認していなかったため、工事後に初めて段差へ気付きました。
失敗例4:梁や排気ダクトによって希望商品が付かない
希望する商品を決めた後、現地調査で梁や排気ダクトとの干渉が判明し、別の商品へ変更することになったケースです。
特に既存住宅では、天井内部やレンジフードの幕板内に、取り付けを制限する構造物がある場合があります。
商品を決める前に測りたい場所
レンジフード交換では、次の部分を確認します。
レンジフードの横幅
一般的には、既存の加熱機器や設置スペースに合わせて確認します。
横幅だけで商品を決定せず、周辺の吊戸棚や壁との隙間も測りましょう。
壁から本体前面までの奥行き
レンジフードの壁際から、最も手前へ出ている部分までを確認します。
新しい商品の寸法図と比較し、交換後にどの程度前へ出るのかを把握します。
加熱機器からレンジフード下端までの高さ
高さは、頭の当たりやすさだけで自由に変更できるものではありません。
使用する加熱機器やレンジフードの取付条件、火災予防上の離隔距離などを確認したうえで決定します。
天井からレンジフードまでの寸法
幕板の高さや梁への対応を確認するために必要です。
天井が傾斜している場合や梁がある場合は、追加部材や加工が必要になることがあります。
吊戸棚の奥行きと高さ
レンジフードの前面を吊戸棚とそろえたい場合は、吊戸棚の寸法も確認します。
既存品を残す場合は、色や表面材との違いも考慮しましょう。
失敗を防ぐ4つの確認方法
確認1:既存品の品番ラベルを探す
品番が分かれば、既存レンジフードの仕様や寸法を確認できる可能性があります。
品番ラベルは、本体の内側やフィルター周辺、側面などに貼られていることがあります。
無理に分解せず、安全に見える範囲で確認しましょう。
確認2:新製品の寸法図を確認する
商品カタログの正面写真だけでなく、製品寸法図を確認します。
本体全体の奥行き、整流板、操作部、排気口など、どの部分の寸法なのかを施工業者へ確認してください。
確認3:交換後の前面位置を現場で再現する
新しいレンジフードの前面位置を、メジャーやマスキングテープで示します。
実際にキッチンへ立ち、奥側のコンロへ手を伸ばしたり、鍋をのぞき込んだりして確認しましょう。
主に料理をする方だけでなく、キッチンを使う可能性がある家族にも立ってもらうと安心です。
確認4:横からの納まりを確認する
正面からの見た目だけでなく、キッチンの入口や横方向から見た場合の出っ張り方も確認します。
吊戸棚との段差、幕板の高さ、隣接する壁とのバランスまで確認すると、完成後の違和感を減らせます。
設置高さは製品と現場条件に合わせる
レンジフードの設置高さは、使用者の身長だけで決めるものではありません。
加熱機器との距離については、火災予防条例や機器の設置説明書、レンジフードの取付説明書などに条件が定められています。
製品によって必要な距離や施工条件が異なる場合があるため、自己判断で高さを変更せず、施工業者へ確認しましょう。使いやすさと安全上の条件を両立できる範囲で、設置位置を検討することが重要です。
奥行きが気になる場合の商品選び
奥行きや圧迫感が心配な場合は、複数の商品を比較しましょう。
確認したいポイントは次のとおりです。
- ・本体前面の形
- ・角の形状
- ・操作スイッチの位置
- ・整流板の大きさ
- ・照明の位置
- ・本体の奥行き
- ・吊戸棚との納まり
- ・梁への対応可否
「薄型」「スリム」といった名称だけで決めず、実際の寸法と設置後の位置で比較することが大切です。
現地調査で確認する内容
レンジフード交換の現地調査では、一般的に次のような内容を確認します。
- ■ 既存レンジフードの品番
- ■ 幅・高さ・奥行き
- ■ 排気方式
- ■ ■ ダクトの位置と方向
- ■ 壁や天井の下地
- ■ 電源位置
- ■ 吊戸棚との納まり
- ■ 加熱機器との距離
- ■ 梁や障害物の有無
- ■ 搬入経路
本体を外して初めて分かる状況もありますが、事前に可能な範囲を確認することで、追加工事や商品変更のリスクを抑えやすくなります。
北九州でレンジフード交換を検討するなら
レンジフードは、同じ横幅の商品へ交換する場合でも、奥行きや高さ、排気位置まで同じとは限りません。
特に既存のキッチンや吊戸棚を残す場合は、新しい商品が壁からどの程度手前へ出るのか、横から見た納まりに違和感がないかを確認することが大切です。
北九州でレンジフード交換やキッチンリフォームをご検討中の方は、トラストホームへお気軽にご相談ください。
既存設備の寸法や排気経路、梁、吊戸棚との位置関係を確認し、ご家庭の使い方に合った商品をご案内いたします。
事前にレンジフード全体、品番ラベル、加熱機器、キッチン全体の写真をお送りいただければ、概算見積もりのご案内も可能です。


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