インターロッキングとは？外構リフォームで人気の理由

玄関まわりやアプローチ、駐車場、庭スペースなど、外構において「地面の仕上げ方」は住まいの印象を大きく左右します。

その中でも、近年注目されているのが「インターロッキング」と呼ばれる舗装材です。
見た目のおしゃれさだけでなく、機能性・メンテナンス性にも優れた素材として、住宅の外構リフォームで採用される機会が増えています。

この記事では、インターロッキングの基礎知識からメリット・施工方法・注意点・費用相場まで、リフォームを検討中の方にも分かりやすくご紹介します!(^^)!

インターロッキング（インターロッキングブロック）とは、コンクリート製の舗装ブロックをかみ合わせて敷設する舗装方法です。
名前の由来は英語の「interlocking＝かみ合う、連結する」から来ており、ブロック同士が互いに支え合って荷重を分散する構造をしています。

インターロッキング

・コンクリート製のブロックを敷き詰めて舗装する
・ブロック同士が互いに組み合っているためズレにくい
・水はけが良く、透水性タイプもあり
・色・形状・デザインのバリエーションが豊富
・繰り返し施工や部分的な補修も可能

・色・形・模様の種類が豊富（レンガ調・石目調・グレーなど）
・複数色を組み合わせてパターン施工も可能
・和風・洋風どちらの外構にも合わせやすい

▶玄関アプローチやガーデン小道におしゃれな印象を与えます。

・透水性タイプのインターロッキングブロックなら、雨水が地面に浸透するため、水たまりができにくくなります。
・水はけの悪い土の上に敷くだけでも、快適な歩行空間に変化。

・汚れた部分だけ部分的に取り外して交換可能
・コンクリートやアスファルトよりも補修・交換が簡単で、DIYにも向いています

▶経年劣化や車の乗り入れによるブロックのズレも一部補修で済むのが魅力。

コンクリート舗装と違って養生期間（乾燥時間）が不要なため、施工後すぐに歩行や駐車ができるのも大きなメリットです。

透水性タイプのインターロッキングは、ヒートアイランド対策や雨水浸透による地下水保全など、環境にやさしい舗装材としても注目されています。

■雑草対策は完全ではない
ブロックの隙間や端部から雑草が生えることも。
→ 防草シートを下に敷く＋定期的なメンテナンスで対策可能。

■施工ミスでガタつきや沈み込みの可能性
下地の転圧が甘いと、雨で地盤が沈み、ブロックがガタつく原因に。
→ 実績ある外構業者に依頼するのがおすすめ。

■凍結・寒冷地では滑りに注意
一部のブロックは表面が滑りやすくなることも。
→ 滑り止め加工のある製品や粗面タイプの選定が安全です。

タイプ	特徴
透水性ブロック	雨水がそのまま地面にしみ込む構造。水たまり防止に◎
重歩行・耐荷重ブロック	駐車場など、車両の重さに耐える設計
色付きブロック	ベージュ・ブラウン・グレー・レッドなど豊富なカラバリ
模様入り・石調	自然石のような見た目でナチュラルガーデンにぴったり