リフォーム完成後の「掃除が足りない」を防ぐには?確認したい7つのポイント
「設備は新しくなったけれど、床に細かな木くずが落ちている」
「収納の中まで掃除されていると思っていたのに、粉じんが残っていた」
「工事で使った玄関まわりが汚れたままになっている」
リフォームの満足度は、設備や内装の仕上がりだけで決まるものではありません。
工事後にホコリや資材くず、接着剤の跡などが残っていると、せっかくの新しい空間でも「最後まで丁寧に工事してもらえなかった」という印象につながります。
一方で、「工事後の清掃」と「専門業者によるハウスクリーニング」は必ずしも同じ内容ではありません。
どの範囲を、どの程度まで清掃するのかを事前に確認していないことが、認識違いの原因になる場合もあります。
今回は、リフォーム後の清掃不足によるトラブルと、引き渡し前にチェックしておきたいポイントを解説します。
まず確認したい「工事後の清掃」の範囲
リフォーム工事が終われば、施工会社は通常、施工で発生した廃材やゴミを撤去し、工事場所を片付けます。
しかし、その範囲や方法は工事内容によって異なります。
例えば、「キッチン交換工事の施工範囲を清掃する」
ことと、「リビングや窓まで含めて専門業者がハウスクリーニングする」
ことは別の作業です。
そのため、契約前に次の内容を確認しておくと安心です。
- ■ 施工箇所の清掃
- ■ 収納内部の清掃
- ■ 搬入経路の清掃
- ■ 養生撤去後の清掃
- ■ 専門業者によるクリーニングの有無
- ■ 屋外や共用部分の清掃
工事中にはどんな汚れが発生する?
木くず・木粉
大工工事や造作工事で木材を加工すると発生します。
非常に細かなものは、床の隅や収納の奥に残ることがあります。
石膏やパテの粉
壁や天井の下地を整える際に発生することがあります。
白く細かな粉のため、工事終了直後には気付かなくても、時間が経つと床や家具の上にうっすら積もることがあります。
接着剤・コーキング材
床、巾木、壁紙、水まわり設備などでは、さまざまな接着材を使用します。
余分な材料が表面に残ると、ベタつきや汚れのように感じることがあります。
小さなビス・金具・端材
設備や建具の施工では、ビスや小さな部材を使用します。
収納内部や床の隅、屋外の作業場所などに残らないよう確認が必要です。
よくある清掃・片付けトラブル
トラブル1:引き出しの奥に木粉が残っていた
新品のカップボードを使用し始めようとしたところ、引き出しの奥に木粉や小さな資材が残っていたケースです。
表面だけを拭き、内部まで最終確認していなかったことが原因として考えられます。
トラブル2:床の端に白い粉がたまっていた
壁紙工事が完了した後、巾木付近や部屋の角に白い粉が残っていたケースです。
細かな粉じんは隅にたまりやすいため、掃除機だけでなく仕上げ確認も重要です。
トラブル3:ボンドの跡を自分で取ろうとして床を傷めた
床の表面に接着剤らしき汚れを見つけ、施主様が家庭用の洗剤や強い溶剤で落とそうとしたところ、床材の表面まで変色してしまったケースです。
施工由来と思われる汚れは、自己判断で処理せず、施工会社へ相談しましょう。
トラブル4:養生を撤去した後の廊下が汚れていた
工事中はきれいに養生されていたものの、最終日に養生材を撤去すると、その周囲へホコリや小さなゴミが残っていたケースです。
養生を外した後に、搬入経路を改めて清掃することが大切です。
トラブル5:資材を加工した駐車場にビスが残っていた
室内は問題なく清掃されていたものの、職人が材料加工に使用した屋外へ小さなビスが残っていたケースです。
車のタイヤや家族の安全にも関わるため、屋外作業スペースも工事終了時に確認しましょう。
「掃除が不十分」が起こる3つの理由
各職人の作業範囲だけを片付けている
複数業者が関わる工事では、大工は大工、設備業者は設備業者というように、それぞれが自分の作業後を清掃します。
現場全体を最終確認する担当者がいないと、作業の境目にゴミや汚れが残る可能性があります。
最終日の工程が集中している
引き渡し直前まで設備の接続や補修作業が続くと、清掃や確認の時間が十分に確保できないことがあります。
余裕を持った工程管理も、きれいな引き渡しには重要です。
清掃内容について認識が異なっている
施主様は「すぐに家具を戻せる程度まできれいになる」と思っていても、施工会社は「工事で発生した大きなゴミを撤去する清掃」と考えている場合があります。
契約前に清掃範囲を確認することで、こうした行き違いを減らせます。
清掃トラブルを防ぐ7つの確認ポイント
1.見積書の清掃項目を確認する
「現場清掃」「美装」「クリーニング」などの記載を探します。
見当たらない場合でも、施工費などに含まれている可能性があるため、担当者へ確認しましょう。
2.完成時の状態を具体的に聞く
「施工箇所は、工事後すぐに使用できる状態まで清掃してもらえますか?」
など、具体的に確認します。
専門的なハウスクリーニングを希望する場合は、別途対応できるか相談しましょう。
3.毎日の現場片付けを確認する
住みながらのリフォームでは、毎日工事後に生活することになります。
床のゴミ、廃材、工具などをどの程度片付けるか確認しておくと安心です。
4.完成確認では収納をすべて開ける
新しい設備は、外から眺めるだけでなく実際に使用するつもりで確認します。
引き出し、扉、棚、収納奥まで見てみましょう。
5.床は見るだけでなく触って確認する
接着剤の跡や細かな粉は、見ただけでは気付かない場合があります。
床や天板を手で触り、ベタつきやざらつきがないか確認します。
6.気になる部分は写真に残す
汚れやゴミが残っている場合は、その場で担当者へ伝え、写真も残しておきましょう。
何をどこまで対応するのかを双方で確認しやすくなります。
7.室内から屋外まで最後に一周する
施工箇所だけでなく、
- ■ 玄関
- ■ 廊下
- ■ 階段
- ■ ベランダ
- ■ 庭
- ■ 駐車場
- ■ マンション共用廊下
など、工事で使用した場所を確認します。
完成立ち会いで重点的に見る場所
キッチン
引き出し内部、天板、シンク、レンジフードの上、巾木周辺などを確認します。
洗面所
洗面台収納、洗濯機周辺、床の端などは細かなゴミが残りやすい場所です。
トイレ
便器の裏側や床との境目、収納内部などを見ておきましょう。
内装工事
床の隅、巾木、サッシレール、建具の溝などを確認します。
屋外
材料を加工した場所や廃材を一時保管した場所も確認します。
住みながらリフォームする場合の注意点
工事中のホコリを完全になくすことは難しいため、施工会社の清掃に加え、生活側の準備も重要です。
可能であれば、
- ■ 食品を別室へ移動する
- ■ 衣類を収納する
- ■ 精密機器を工事場所から離す
- ■ 工事場所との間の扉を閉める
- ■ ペットが施工場所へ入らないようにする
などの準備を行います。
また、工事内容に応じて間仕切り養生を行えるか、施工会社へ相談しましょう。
北九州で「最後まで丁寧なリフォーム」を
リフォームでは、設備の取付や壁紙の仕上がりだけでなく、最後の片付けや清掃もお客様の満足度に大きく関わります。
施工中に発生したホコリや資材くずを取り除き、搬入経路まで確認して初めて、気持ちよく新しい暮らしを始めることができます。
北九州でリフォームをご検討中の方は、トラストホームへお気軽にご相談ください。
工事内容に応じた養生や日々の現場整理、工事完了時の確認まで、既存のお住まいに配慮しながら施工を進めてまいります。
清掃範囲や専門的なハウスクリーニングの必要性についても、リフォーム内容に合わせてご相談いただけます。


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